商標を愉しむ 或る弁理士の銘肌鏤骨ブログ

商標ブログ、こっそり始めました。商標弁理士の永露祥生によるブログです。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

意外!? 商標法に「商品」と「サービス」の定義はない!

「商標法」には、意外なことに「商品」や「役務(サービス)」の定義がありません。では、商標実務において、それらはどのように解釈されているのでしょうか。今回は、「商品」や「役務」とは何ぞや?という点について、お話してみたいと思います。

【商標登録】登録査定が出た後で、区分を減らして商標登録料を納付できる?

「登録査定」が出た後に、区分を減らして商標登録料を納付することはできるのでしょうか。結論から言うと「可能」ですが、注意すべき条件があります。今回は、登録査定後に区分を減らして商標登録料を納付するための手続の方法と注意点についてお話いたしま…

弁理士の経験年数の調べ方

依頼を考えている弁理士に、どれくらいの経験があるのかを事前に知りたいということはありませんか。今回は、「弁理士ナビ」を用いた「弁理士の経験年数の調べ方」についてお話いたします。

「アルファベット3文字の商標は商標登録できますか?」という相談

「アルファベット3文字の商標は商標登録できますか?」という相談を受けることが、意外と多くあります。わが国では、会社名や団体名の略称などとして、アルファベット3文字の名称がよく使われますが、これらを商標登録することはできるのでしょうか。

【法改正】「他人の氏名を含む商標の登録要件の緩和」で懸念される世間での誤解③

商標法改正により、「他人の氏名を含む商標の登録要件が緩和」される結果、「それなら、他人の氏名を先に商標登録すれば商売になるのではないか」という発想をする不心得な人がいるかもしれません。しかし、このような考えは無意味です。商標登録が認められ…

【法改正】「他人の氏名を含む商標の登録要件の緩和」で懸念される世間での誤解②

商標法改正によって、「他人の氏名を含む商標の登録要件が緩和」されることになりますが、これにより「ある氏名が商標登録されると、同じ氏名が名乗れなくなるのではないか?」と一般の人々に誤解されることが懸念されます。今回の記事では、この点について…

【法改正】「他人の氏名を含む商標の登録要件の緩和」で懸念される世間での誤解①

商標法の改正により、「他人の氏名を含む商標の登録要件の緩和」がなされます。これにより、氏名の商標登録がしやすくなる一方で、世間において様々な誤解が生じることも懸念されます。今回の記事では、このように予想される誤解について述べてみたいと思い…