商標を愉しむ 或る弁理士の銘肌鏤骨ブログ

商標ブログ、こっそり始めました。商標弁理士の永露祥生によるブログです。

「ロゴの商標」という言葉だけでは、弁理士に正確に伝わらない可能性がある

「ロゴの商標」という言葉だけでは、商標調査や商標登録の問い合わせをする場面等において、弁理士との意思疎通に齟齬が生じる可能性があります。今回の記事では、どのようにすれば「ロゴの商標」について弁理士に明確に伝わるのか、お話してみたいと思いま…

【商標登録】出願をする理想的なタイミングとは?

商標登録を考えている事業者の疑問として、「出願をするタイミング」が挙げられるのではないでしょうか。そこで今回は、商標登録出願をする理想的なタイミングについて、簡単にお話してみたいと思います。

「卒業」関連の商標登録を検索して愉しむ

卒業シーズンを迎えて、「卒業」という語を使った商標があるに違いない、そして、商標登録されているものもあるに違いないと疑問に思いませんか。そこで今回は、「卒業」の語を含む商標について、どのようなものが商標登録されているかを検索してみます。

ミニ四駆のマシン名の商標登録を検索して愉しむ

ミニ四駆の魅力の一つとして、「マシン名」が挙げられるのではないでしょうか。今回の記事では、ミニ四駆のマシン名の商標登録を検索して、商標登録がされている具体的なマシン名を見てみましょう。

「ひなまつり」に関連した商標登録を検索して愉しむ

3月というと、思い浮かべるのは「ひなまつり」ですが、これに関連した商標登録がどれくらいあるのか気になりませんか。今回は、「ひなまつり」という読み方(称呼)が含まれる商標の商標登録を検索してみましょう。

「J-PlatPat」の仕様が一部変更になりました

「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」が、2024年2月26日にアップデートされました。今回の仕様変更により、商標検索における「出願人/権利者/名義人」、「国内代理人」、「異議申立人」の検索が、「完全一致検索」から「部分一致検索」に変更されてい…

私が嫌いな「商標に関する説明」

商標は「選択物」である、と言われることがあります。この説明からは、商標は創作物とは違って選択物にすぎないので、それ自体に価値はないといった印象を受けかねません。しかし、商標の考案は、とてもクリエイティブな作業であると筆者は考えます。

「花粉」に関する商標登録を検索して愉しむ

花粉に関する商標には、どのようなものがあるのでしょうか。今回は、「花粉」の文字を含む商標について、どれくらいの数が商標登録されているのか、そして、具体的にどのような商標があるのかを調べてみました。

「商標登録とは〇〇〇である」という説明

「商標登録とは〇〇〇である」という端的な説明が、世の中で意外とされていない点を不思議に思うことがあります。今回は、この「商標登録とは〇〇〇である」という点について、筆者の解釈を含めて、少しお話したいと思います。

「商標登録後に、区分や指定商品・指定役務の追加はできますか?」という質問

「商標登録後に、区分や指定商品・指定役務の追加ができるか?」、すなわち「すでにした商標登録の内容に、後から区分や指定商品・指定役務を追加できるか?」という質問を受けることがよくあります。今回は、この点について少しお話いたします。

【商標登録】「雪」に関する商品・サービスと分類

商標登録などの場面において、「雪」に関する商品・サービスの分類ってどうなってるのだろう?とふと感じました。今回は、「商品・役務名検索」を利用して、「雪」に関する商品・サービスや、それらの分類について見てみましょう。

「節分」を含む商標の商標登録の数はどれくらい?

「節分」の文字を含む商標の商標登録の数は、どれくらいあるのでしょうか。実際に検索してみると、意外な結果となりました。今回は、「節分」の文字を含む商標の商標登録を、J-PlatPatを使って実際に調べる方法などを紹介してみたいと思います。

意外!? 商標法に「商品」と「サービス」の定義はない!

「商標法」には、意外なことに「商品」や「役務(サービス)」の定義がありません。では、商標実務において、それらはどのように解釈されているのでしょうか。今回は、「商品」や「役務」とは何ぞや?という点について、お話してみたいと思います。

【商標登録】登録査定が出た後で、区分を減らして商標登録料を納付できる?

「登録査定」が出た後に、区分を減らして商標登録料を納付することはできるのでしょうか。結論から言うと「可能」ですが、注意すべき条件があります。今回は、登録査定後に区分を減らして商標登録料を納付するための手続の方法と注意点についてお話いたしま…

弁理士の経験年数の調べ方

依頼を考えている弁理士に、どれくらいの経験があるのかを事前に知りたいということはありませんか。今回は、「弁理士ナビ」を用いた「弁理士の経験年数の調べ方」についてお話いたします。

「アルファベット3文字の商標は商標登録できますか?」という相談

「アルファベット3文字の商標は商標登録できますか?」という相談を受けることが、意外と多くあります。わが国では、会社名や団体名の略称などとして、アルファベット3文字の名称がよく使われますが、これらを商標登録することはできるのでしょうか。

【法改正】「他人の氏名を含む商標の登録要件の緩和」で懸念される世間での誤解③

商標法改正により、「他人の氏名を含む商標の登録要件が緩和」される結果、「それなら、他人の氏名を先に商標登録すれば商売になるのではないか」という発想をする不心得な人がいるかもしれません。しかし、このような考えは無意味です。商標登録が認められ…

【法改正】「他人の氏名を含む商標の登録要件の緩和」で懸念される世間での誤解②

商標法改正によって、「他人の氏名を含む商標の登録要件が緩和」されることになりますが、これにより「ある氏名が商標登録されると、同じ氏名が名乗れなくなるのではないか?」と一般の人々に誤解されることが懸念されます。今回の記事では、この点について…

【法改正】「他人の氏名を含む商標の登録要件の緩和」で懸念される世間での誤解①

商標法の改正により、「他人の氏名を含む商標の登録要件の緩和」がなされます。これにより、氏名の商標登録がしやすくなる一方で、世間において様々な誤解が生じることも懸念されます。今回の記事では、このように予想される誤解について述べてみたいと思い…

「令和」の文字を含む商標は商標登録できる?

「令和」のような元号や、これと何らかの語を組み合わせた「令和〇〇〇」のような「元号を含む商標」は、商標登録をすることができるのでしょうか。今回の記事では、これら元号に関連した商標登録について少しお話してみたいと思います。

「〇〇〇ケーキ」の商標登録を検索して愉しむ

どのようなケーキの名称が商標登録されているのか、気になったことはありませんか。今回の記事では、商標登録がされている「〇〇〇ケーキ」の名称を検索して、実際に見ていきたいと思います。

やむを得ず商標変更の検討が必要となるケース

やむを得ず商標変更の検討が必要となるというケースがあります。「ブランド一新による理由」でも、「商標権侵害が原因」でもなく、商標変更の検討が必要となるのは、どのようなケースなのでしょうか。

【商標登録】ネット検索に依存せず、自分の頭で考えることが大切

あなたは、ネット検索に依存してはいませんか。ネット検索に依存していると、あなたが商標登録や商標権侵害などについて知りたいと思った際や、特許事務所・弁理士を探す場面において、誤解により不利益を受けるおそれがあるため、注意が必要です。

特許庁・特許事務所の年末年始

特許庁の年末年始の閉庁日や、特許事務所の年末年始の営業日が、気になっていませんか。今回の記事では、特許庁や特許事務所の年末年始について、少しお話してみたいと思います。

【商標登録】「スマイルUP!」のCMを見た知人からの質問

「スマイルUP!」をハムの商品名に使うのは、旧ジャニーズ事務所の「スマイルアップ」との関係で問題にならないのかという疑問を持った方がおられるかもしれません。今回の記事では、この疑問について商標登録の観点からお話いたします。

「商標の略称」は商標登録をするべきか?

「商標の略称」は、商標登録をするべきでしょうか。「商標の略称」は、「事業者が自ら積極的に使う場合」と「需要者や顧客が使うことで広まっていく場合」が考えられますが、これについても商標登録をしておいた方が良いのでしょうか。

「クリスマス」を含む商標の商標登録の数はどれくらい?

「クリスマス」を含む商標の商標登録の数は、どれくらいあると思いますか。今回の記事では、『「クリスマス」という読み方』が含まれている商標の商標登録がどれくらいあるか、実際にデータベースを用いて検索してみます。

【商標登録】「会社」等の文字を含む商標の場合の注意点

「株式会社〇〇〇」といった会社名自体を商標登録したいと考えたことはありませんか。「株式会社〇〇〇」自体を商標登録しようとする場合には、予め注意しておくべき特有の点がいくつかあります。今回は、これらの注意点について、お話いたします。

商標登録は「早い者勝ち」と言うけれど・・・

商標登録は「早い者勝ち」のルールですが、もし、すでに商標登録されている「同じ商標」や「似ている商標」が、自分の商標だったらどうなるのでしょうか。今回は、双方が自分の商標の場合における「早い者勝ち」のルールの取扱いについて、見てみましょう。

商標登録の隠れたメリットとは?

商標登録のメリットはいろいろありますが、その隠れたメリットとして、社員の方々のやる気、モチベーションのアップにもつながるという点が挙げられます。ただし、この「商標登録の隠れたメリット」を得るためには、その取得過程にも十分に留意すべきです。