2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧
「株式会社〇〇〇」といった会社名自体を商標登録したいと考えたことはありませんか。「株式会社〇〇〇」自体を商標登録しようとする場合には、予め注意しておくべき特有の点がいくつかあります。今回は、これらの注意点について、お話いたします。
商標登録は「早い者勝ち」のルールですが、もし、すでに商標登録されている「同じ商標」や「似ている商標」が、自分の商標だったらどうなるのでしょうか。今回は、双方が自分の商標の場合における「早い者勝ち」のルールの取扱いについて、見てみましょう。
商標登録のメリットはいろいろありますが、その隠れたメリットとして、社員の方々のやる気、モチベーションのアップにもつながるという点が挙げられます。ただし、この「商標登録の隠れたメリット」を得るためには、その取得過程にも十分に留意すべきです。
商標調査や商標検索で、登録拒絶になった(登録できなかった)商標も検索できたら良いのにと思ったことはありませんか。「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」では、設定により、登録拒絶になった商標も検索結果に含めることが可能です。
商標権の更新は、更新期限(商標権の存続期間の満了日)を過ぎるともうできないのでしょうか。実は、更新期限を過ぎていても、一定の条件の下で更新手続や権利回復をすることが可能ですので、まだ諦めるのは早いです!
「会社名」などの商号も、商品やサービスの識別標識として使用する場合は、商標登録の対象になり得ます。特に、会社名の一部だけを使用する場合には、商標登録の重要性がより一層高くなると言えますが、この点を見落としている事業者は、意外と多い印象です。
商標権(商標登録)の更新には意外と費用がかかるため、更新手続をすべきかどうか迷っている事業者も少なくないことでしょう。ただ、商標権の更新は、区分の数を減らしてすることもできますので、区分の数が多い場合は、ぜひ覚えておいてください。