2023-01-01から1年間の記事一覧
商標調査で発見した登録商標を見て、「第42類の指定役務が何かおかしい」と感じたことはありませんか。それは、制度の歴史的変遷による理由に基づくものかもしれません。今回は、商標登録における第42類の指定役務に関する話をしてみたいと思います。
商標登録の対象となるのは、商品について使う商標だけだと誤解をしていませんか。サービスについて使う商標(サービスマーク)も、商標登録の対象となります。サービス業においても、商標登録は重要です。
シリーズ商品の商品名については、多くのネーミングの採用を検討する場合があります。しかし、ネーミングが多ければ、それだけ商標調査や商標登録に費用がかかります。そこで、今回は商標登録を意識したネーミングの工夫について考えてみましょう。
「文字の一部をデザイン化したロゴマーク」については、商標登録などの場面において、特に注意すべき点があります。今回は、そのようなロゴマークを商標登録する際の注意点について、述べてみたいと思います。
「セルフブランディング」の一環として、講師、カウンセラー、医師、士業などの「先生」が、オリジナルの肩書きを商標登録する例が見られます。今回は、そのような「先生」に関する商標登録を検索する方法をご紹介いたします。
「花火」に関する商標の商標登録をする場合、区分や指定商品の記載はどうすれば良いのでしょうか。今回は、そんな「花火」に関する商標登録における商品分類や指定商品の記載等について、簡単に見てみましょう。
弁理士に依頼せず、事業者が自分(自力)で商標登録をするケースが散見されますが、問題はないのでしょうか。今回は、専門知識を持たない事業者の方々が、自分(自力)で商標登録をするリスクについてご説明いたします。
「動物や人をモチーフにしたクリニックのロゴマーク」に絞って商標検索ができたら、楽しいと思いませんか。今回は、動物、人(人の体の一部)や植物をモチーフとしたクリニックのロゴマーク商標を簡単に検索する方法をご紹介いたします。
弁理士にとっては「当たり前」でも、依頼人や相談者にとってはそうではないということは、少なくないでしょう。今回は、商標登録に関して、「弁理士が、意外と説明不足になりがちなのではないか」と思うことを、何点か述べてみたいと思います。
「病院名」に関する商標登録は、どれくらいの数があるのでしょうか。また、実際にはどのような名称が、登録などされているのでしょうか。今回は、「病院名」に関する商標登録の検索方法についてご紹介いたします。
「商標登録にかかる費用は、安いか、高いか」。今回は、20年前と現在において必要となる商標登録費用を比較することで、この点について考えてみたいと思います。
「ひとりビジネス」であっても、商標登録は必要なのでしょうか。「ひとりビジネス」であっても商標登録の意義や重要性は変わりません。多少の費用はかかることがネックになりますが、「保険としての投資」だと考えてはいかがでしょうか。
「法律事務所」の名称に関する商標登録はどれくらいの数があるのでしょうか。登録をしている弁護士さんは多いのでしょうか。今回は、「法律事務所」の名称に関する商標登録を検索して愉しんでみましょう。
「七夕」に関する商標登録には、どのようなものがあるのでしょうか。今回は、「七夕」を始め、「織姫」や「彦星」に関する商標登録を検索して愉しんでみましょう。
商標登録をしていないのに「登録商標」だと偽った場合、「虚偽表示」として刑事罰の対象になり得ます。「3年以下の懲役又は300万円以下の罰金」と、決して軽くはありません。このような「虚偽表示」の行為は絶対にやってはいけません!!
商品名・サービス名のネーミング案で迷っていませんか。複数のネーミング案が出揃った時点で、弁理士に商標調査を依頼することにより、最終候補を上手く絞り込めることが期待できます。
「おにぎり」と「おむすび」。わが国で商標登録や商標出願がされている商標には、どちらの語が多く採用されているのでしょうか。今回は、「おにぎり」や「おむすび」に関する商標登録を実際にリサーチしてみます。
東京都、大阪府、北海道、神奈川県などの都道府県や、横浜市や町田市などの市区町村が、商標登録の名義人となっている場合があります。今回は、都道府県や市区町村による商標登録を検索する方法をご紹介いたします。
商標関連の書籍で勉強してみたいけれど、どれを選んだら良いのかわからないということはありませんか。今回は、「商標関連の書籍にはどのようなものがあるのか」について筆者独自の分類をした上で、目的別に合った選び方のヒントをご紹介します。
「斬新なネーミングを考えたので、商標登録をしたい。」という相談を受けることがあります。しかし、そもそもの誤解がある場合が少なくありません。たとえ斬新なネーミングを商標登録しても、使わないなら価値はゼロに等しいと言わざるを得ません。
商標権の侵害に関するトラブルに遭遇した場合、「弁護士」と「弁理士」が相談先としてお勧めされます。しかし、「弁護士」と「弁理士」のどちらに相談をすれば良いのか、何がどう違うのか。本記事では、この点についてご説明しています。
商標登録によって生じる「商標権」には、更新期限があります。昔、商標登録をしてからずいぶん経ったという方は、今すぐ更新期限を確認することをお勧めいたします。
メディア、特にインターネット上のニュース記事では、たまに商標に関する話題が取り上げられることがあります。 商標の仕事をしている身としては、そのような話題が大きく取り上げられるのは嬉しくもあるのですが、実際の記事の内容を見てみると、がっかりす…
最近、「シン・仮面ライダー」の話題をよく見聞きします。同タイトルの映画が公開されているようですね。 以前には、「シン・ゴジラ」や「シン・ウルトラマン」といったタイトルの映画もあったそうで、この「シン」の文字には、「新」、「真」、「震」などの…
いつ頃だったか忘れましたが、岸田首相が「異次元の少子化対策」という言葉を使いだしてから、「異次元」という語をよく見聞きするようになった気がします。 「異次元」とは、本来はシンプルに「別の次元」という意味なのでしょうが、実際には「別次元と言え…
無事に商標登録ができた!やったぜ!! どのような事業者の方でも、自身の商標に商標登録が認められると嬉しいものだと思います。特に、審査で一度引っかかって、対応に力を尽くした結果、審査官の判断を覆して登録が認められたような場合は、喜びもひとしお…
自分自身をブランド化がすることが大切だ! ビジネスでは、よく言われることだと思います。特に、自分自身が商品となるような職業や事業では、マーケティング手法としても、このような「パーソナルブランディング」が重要だと言われます。 そんな「パーソナ…
「〇〇〇」は、商標登録できますか? 商標弁理士をやっていると、このような相談や問い合わせが来るのはおそらく日常茶飯事でしょう。 これに対しては、 登録可能性を知るためには、「商標調査」が必要です。 といった回答をするのが、お決まりのやりとりに…
自己の業務に係る商品又は役務について使用をする商標については・・・、商標登録を受けることができる。 商標法第3条1項柱書では、このように規定されています。 なお、ここで言う「使用をする」というのは、必ずしも現在において実際に使用をしているこ…
商標実務では、「ある商標とある商標が、似ているか(類似するか)どうか?」という点が、重要なポイントとなる場面が多くあることは、以前の記事でも述べました。 そして、この「商標の類似性」は非常に曖昧なもので、絶対的な判断基準がないという点も、以…